ESPの ARMING ADJUSTERを使ってみる

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    フロイドローズはすなわちフローティングでセッティングするトレモロユニットと言ってよい。

    長年ストラトでフローティングを否定し続けておきながら、なんでいまさらフロイドローズというのが周りの反応であり、ともあれ他人の嗜好などどうでもよいわけで、最後の反応はフロイドローズ使う気になったんだねぇ…
    と言った感じ。

    とはいえ、フローティングで使うフロイドローズ、チューニングが安定せずストレスに相当するレベルだったので、ESPの ARMING ADJUSTERを使ってみることにしたのだ。

    まず動き

    ↑の動画でわかると思うが、アームダウンは今まで通りであり、アームアップ時にADJUSTERの接点から以降ADJUSTERのスプリング(一種のダンパーである)で押し戻す。よって、基準点を決めることで、弦6本のテンション変化でチューニングがかわるのを防ぐのが狙いの製品だ。

    というわけでESPがだんだんターミネータ化していく私独自のチューニングの開始だ。

    ・2本張り(ハの字で張る)とどうしてもテンションが弱く、フロイドローズのブロックはボディと垂直にならないので今回は6弦側を2本、1弦側を1本と変態セッティングを試みた(↓の画像)
    下の画像では、スプリングが干渉するので、アジャスターのねじ穴を一か所抜いている。
    対角線に1個づつネジ止めされてれば問題なさそう。


    重要な問題を発見。フロイドローズのブロックが32mmなのだ。よってブロックの角に辛くも触れる位置にADJUSTERがあたるようになってしまった。ブロックは32、37、42mmの3種あるらしいので、この感じだと37mmに交換が必要なのだが、何とか角よりコンマ何mmのレベルで中に当たっているのでとりあえず良しとした。


    スプリングはこれでも問題なさそうだが、見栄えがとても悪い。
    調べたらESPにハイテンションスプリングってのがあるじゃないか!


    セッティング

    1.基本的なチューニングを行い概ね正しいとされるフローティング状態にする
     レギュラーチューニングしたときにブロックがボディに対して垂直(完全なフローティング位置)になるように一旦設定する。多少スプリングが強い状態でも良し。

    2.アジャスターを取り付ける位置を図る
     1.でいう垂直状態でのブロック位置を計測し、アジャスターのヘッドがその位置へ概ね来る位置を計測(アジャスターのヘッド位置も変えられるので概ねという表現となる)

    3.アジャスターを取り付ける
     取り付け時のみ、ブロックが浮くように(弦のテンションが強いような状態=アームダウンしたような状態)しておき、2.で計測した位置でアジャスターをねじ止め
     2.でねじ止め位置も決めておき、その位置を事前にキリなどである程度穴をあけているとよい
     ボディ材によっては非常に硬いものがある。木ねじの山をつぶさないように注意だ。ねじ穴の位置を事前にキリで掘っておくとよい。

    4.一時的にアームダウンさせてた状態でブロックを浮かせてたのを本来の位置であるボディと垂直 に戻す。
     ブロックには断衝材を貼るのでアジャスターを若干下げておくとよい。

    5.アジャスターの調整
     アジャスターのヘッドがスクリュータイプになっているのでブロックとの間隔はこれで行う。

    使用感

    1.アームダウン
     今まで通り。V.AではRowVintageのスプリング4本張りだったのでそのテンションとさほど変わらない

    2.アームアップ
      当たり前だがアジャスターのスプリングのテンションもあるので、アームダウンより力がいる。そもそもアームアップはロックナットで弦固定していることもあり弦に優しいとは言えない。弦ががんばっている=ネックに負荷がかかっているのは明白。
     そういう意味で私はアームアップほとんど使わない派である。

    3.チューニング
     普通のシンクロでチューニングするのと変わらない、そこそこの速度でチューニングができる。私がこの製品を入手した理由はこれだ。

    4.アームダウンとアームアップ
     フローティングだとガンガンやるのだと思うので一応試してみた。結論から書くと、プレーヤーの癖次第。
     アームダウンからアームアップに行く過程でダウン→(*1)→フラット→(*2)→アップ
    という動きになるのだが、*1をスプリングの張力に任せて戻すのか、自分の手のコントロールで戻すのかでアジャスターのフォローが開始されるフラット位置のぶつかり感が大きいのか小さいのか変わるようだ。
     スプリングの張力に任せて戻すと当然フラットな位置で待ち伏せているアジャスターにコツンとあたるわけで、間に断衝材を貼っててもこのコツンはどうしても出るようだ。
     アームアップからアームダウンの方が自然だったが…

    結局
    1.フローティングが好きくない人向けの製品。
    2.チューニング時のストレスを考えるとアジャスターの値段(音屋で2200円ほど)は高くない。
    3.アジャスターなしのアップ/ダウンのスムーズさはないが自分は我慢できるレベル。
    4.ネットではアジャスター取り付け後の副産物でサスティン向上に効果があったとされているが、どちらかというとアジャスターのでの効果を期待するよりスプリングの素材も変更したほうが確実。
    でも効果はありそうだった。



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